


ネット社会の中で、弁護士はどこまで市民に身近な存在となりうるか?最強法律相談室を立ち上げた根本的なテーマであり、この「実験」の目的である。
幸い過払金返還請求の激増という時代的背景のもとに、この「実験」は多くの貴重な成果を積み重ねることができたと自負している。これまで、弁護士は敷居が高くて近づきにくいと思っていた人が、ネットで相談をし、事件を依頼し、解決に至る、私が弁護士になった昭和61年頃にはとても考えられなかったことである。しかもその経験は、再びネット上の情報として、社会にフィードバックされる。この大きな流れは、もはや誰にも止めることはできない。
最強法律相談室は、この流れの先頭に立って、今後もさまざまな試みと問題提起をしていきたい。 弁護士 中村 覚(山口県弁護士会)